CADdoctor for JT

JTフォーマットを用いた
シームレスな3Dデータ流通を実現

JTファイルの品質をチェックする高精度な検証ツール

CADdoctor for JTは、CADの中間フォーマット「JT」のための品質検査ツールです。
JTフォーマットは、3Dデータの表示・共有に適した軽量フォーマットで、ISO(国際標準化機構)により国際規格として承認されています。近年では、PLMにおけるデータのビジュアライゼーション、企業間コラボレーション、データ互換性の向上を目指す欧米の製造業を中心に積極的に活用されています。
その一方で、JTフォーマットをPLMに採用した場合、以下のような問題が発生することがあります。

  • 取引先から受領したデータに何らかの問題があり表示できない
  • データに必要な属性が含まれていないため自社ツールではそのまま活用できない
  • 指定された設定で表示要素(LOD)が作成されていない
  • LODのみ含まれており、精密なCAD形状(XT B-rep)がない

利便性の高いJTフォーマットを最大限活用するためには、自社や取引先のデータに対する要求を明確化し、それをデータが満たしているかを検査するツールが必要不可欠です。
設計・製造プロセスで運用されている既存のシステムやデータフローにCADdoctor for JTを組み込み、ユーザ自身が独自のデータチェックフローを構築することで、JTファイルを用いた最適なデータ流通を実現することができます。

3種類のチェックツールが不具合を漏れなく検出

  • シーメンスPLMソフトウェア社のオフィシャルパートナーとして、同社のツールキット(JT Toolkit, Parasolid Toolkit)を用いたデータ品質検証機能を搭載。さらに、エリジオン独自のチェック機能と組み合わせることで幅広い品質検証を実現
  • 形状品質だけでなく、属性、PMI、LOD設定など非形状情報の品質検査にも対応

エリジオンの使いやすい独自ツールが高いカスタマイズ性を実現

  • 検証する項目やしきい値などを、自社や取引先の運用ルールや状況に合わせて柔軟に設定可能
  • スクリプトファイルでの詳細な設定が可能なほか、より手軽な項目設定ができる専用ダイアログを用意
  • PLM/PDMなど既存システムとの連携にも対応

多様なフォーマットで結果レポートを出力

  • 検証結果レポートを出力するデータ形式を選べるため、レポートの幅広い活用が可能に
  • PLM/PDMにおけるデータフロー制御に活用しやすいXML形式での出力に対応
  • 特別なアプリケーションなしでも閲覧ができる3D PDFでの出力にも対応 (*)

(*) Ver.2.0以降にリリース予定

チェック項目

形状

カテゴリー チェック項目 対応の有無
アセンブリ パート
B-rep XTBodyExistence ●︎
XTBodyType ●︎
Parasolid Body Check PKBodyStructureCorrupt ●︎
PKMissingGeometry ●︎
PKSelfIntersectingGeometry ●︎
PKDegenerateGeometry ●︎
PKCloseKnotValuesOnBCurve ●︎
PKCloseKnotValuesOnBSurface ●︎
PKGeometryInvalid ●︎

非形状

カテゴリー チェック項目 対応の有無
アセンブリ パート
File FileVersion ●︎ ●︎
Structure MirroredInstanceMatrix ●︎ ●︎
Property MassUnit ●︎ ●︎
MeasurementUnit ●︎ ●︎
CADAttributes ●︎ ●︎
Tessellation LODCount ●︎
LODContent ●︎
LODLabel ●︎
LODChordal ●︎
LODAngular ●︎
Daimler ConformMBN10059 ●︎ ●︎
JTMasterData ●︎

チェック結果の出力ファイル

  • XML
  • 3D PDF (*)

(*) Ver.2.0以降にリリース予定

動作環境

    サポートCADバージョン

CAD 対応バーション
JT Ver6.4 - Ver10.0

    サポートOS

OS Windows 7 (64bit) SP1
Windows 8.1 (64bit)
Windows 10 (64bit)
Windows Server 2012 (64bit)
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