ASFALIS K2の概要
「ASFALIS K2」は、既存のASFALISコンポーネントに追加することで、サーバ・クライアント型の
システムを構成できるパッケージ製品です。
各種3DデータをENFで「ASFALIS K2サーバ」に蓄え、「ASFALIS K2クライアント」を利用する
各ユーザが簡単な操作で必要な形式に変換し取り出せる仕組みを提供します。
ENFを介することで、各種CADデータやその派生データ間の関係を損なうことなく、シンプルに
一元管理することができます。
生産技術部門や製造部門のように、用途ごとに最適なツールが導入され共存していて、
様々な異なる形式のデータが混在する環境では、データをフォルダで管理するうちに、
元々どのCADで作成されたのか、何に使われたのかが、しばしば分からなくなってしまい、
再利用する際にデータを作り直すことも珍しくありません。
ASFALIS K2があれば、そのような無駄な作業がなくなるだけでなく、アセンブリデータに対し
ファイル単位で差分のみを変換できるため、頻繁な設計変更に迅速に追従することができます。
■ASFALIS K2のコンセプト
ASFALIS K2の主な機能
- マルチCADへの対応
- 「ASFALIS K2サーバ」にオリジナルのモデルを元々の形式とENFの両方で蓄えることにより、
あるCAD形式で登録されたモデルを、使うツールに合った形式で取り出し、更新することができます。
更新されたデータは互いに紐づけられ、十分な情報とともに保管されます。
従来フォルダ管理で生じていたデータの迷子がなくなり、関係者間での情報共有と検討、更新作業が効率化されます。
- 手軽な検索・閲覧
- 「ASFALIS K2クライアント」は、CADになじみのないユーザが、部品名や属性情報などを手掛かりに、必要な3Dデータを素早く探し、必要な情報を取り出せるように設計されています。
Webブラウズ感覚の直観的かつ簡単な操作で、複雑な構造の3Dデータを閲覧できます。従来のフォルダ管理に比べ、操作性と視認性を大幅に向上できます。
また、3Dでモデルを表示する高速ビューワを備えているため、CADがなくても、形状やアセンブリ構成を素早く確認可能です。
- 変更履歴管理
- ASFALIS K2サーバでは、3Dデータに加えられた様々な変更の履歴を保管します。
元CADでの設計変更や他のツールでの更新、たとえば製造のための追加要件の付加や、解析のための一時的な簡略化といったデータの変更履歴を多くの関係者で共有することが可能になります。
ASFALISオプティマイザによる各種最適化処理の自動実行の履歴も記録できるので、形状簡略化などの実行に当たり以前の設定を参照することや、
処理前後のデータの比較や確認も容易になります。
変更履歴は、ASFALIS K2クライアント左下の履歴ツリーから確認可能です。
- 形状変更箇所の可視化
- 3Dデータに加えられた形状変更点を可視化できます。
変更前のデータと変更後のデータが互いに異なる形式で保存されたものでも、同じインターフェイス上に形状変更箇所を映し、変更内容を容易に確認することができます。
設計変更前後のデータの形状やアセンブリ構成などの差異を可視化できるため、変更箇所のみを効率よく把握できます。
ASFALIS K2製品構成
- システム構成
- 既存のASFALISコンポーネント各種(ASFALISコントローラのSlave Node、ASFALISアダプター、ASFALISオプティマイザ等)が入り、各種の処理を実行する「変換サーバ」と、ASFALIS K2サーバおよびASFALISコントローラのマスターサービスの入る「K2サーバ」を別々に用意いただく必要があります。
ASFALIS K2クライアントを、現場の担当者のデスクトップPCなどにASFALIS Model ViewerやCADdoctor EXなどとともに導入することで、データの登録や確認、更新といった作業を、いつでも必要な時に、手軽に行うことができます