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研究開発において必要とされる数学は主にどの分野ですか。
私達が扱うのは未知の問題ですので、特定した分野の知識をそのまま使うことはあまりありません。むしろ、どのような知識を持っているかより、知識を縦横無尽に駆使して問題を解決する能力や、(スピードと正確さを兼ね備えた)実用性のあるプログラムに作りあげる能力が大切になります。
例えば2次元や3次元の形状を数学的に表現するためには、高校数学と大学初年度に学ぶ線形代数・微積分などの知識がフルに使われます。また、数式を近似変形したり、方程式を解いたり、数値計算をするために、数値解析の知識も必要です。 CADやCGの数学の世界(曲線、曲面に関する理論、様々な位相構造、それらを扱うための様々なアルゴリズムなど)はこれらの知識が基礎となって広がっています。
必要とされているコンピュータの知識はどんなものですか。
開発業務にはメンテナンスがしやすい綺麗なコーディングを行うためのCやC++言語の仕様や文法、浮動小数点数演算時の桁落ち・丸め誤差などの理解やソート、二分木探索などの計算のためのアルゴリズム、そしてオブジェクト指向プログラミングなどの知識が必要です。その他 Excel・Word・PowerPoint や電子メールの操作、セキュリティの知識(ウイルス、ハッキングへの最低限の防衛手段)も必要になります。
入社前に必須とする知識は基本的にはありませんが、入社してからスムースに業務に入れるよう、プログラミング言語の勉強はしておくとよいでしょう。内定者研修の一環として入門編などの教材をお渡ししますので、自分のペースで自宅学習をすすめて頂けます。もちろん、研修中のフォローも行いますのでご安心ください。
数学のみ、コンピュータのみの知識でも大丈夫ですか。
両方の知識を兼ね備えていなくても「数学」、「コンピュータ」、「CAD」に興味があり、勉強したい意欲があれば十分やっていけると思います。
エリジオンは採用選考で、算数(小学生レベル)と数学(高校数学レベル)の試験を行います。この試験では、"数学的センス"を持っているかを見ます。"数学的センス"とは業務に必要な知識を得るための基礎と捉えています。自信がないという方でも、あなたの中に”数学的センス”が眠っているかもしれません。まずはチャレンジしてください。
新入社員研修について教えてください。
入社後の約2ヶ月間で、C言語プログラミング実習、形状処理入門、CADシステムの基本、汎用CAD概要説明、CAD用語解説、ビジネスマナー研修、テーマ研究などを行い、CADとは何か、そして業務に必要な基礎知識を学びます。その後はOJTを通して各配属先で仕事を進めています。仕事の内容がある程度見えてきた時期の方が本人の学習意欲も高く研修の効果も期待できるため、入社直後は必要最低限の研修だけを行います。エリジオンの入社試験を通る人は新しい知識に対する柔軟な吸収力を備えているため、短期間の研修でもその後十分高い成果を出しています。また少人数のメリットを生かし、新人それぞれの個性、経験に合わせて毎年きめ細かく研修の内容が企画され、配属先の先輩から直接アドバイスを受けながら知識、開発力、解決力を伸ばしていきます。
グループワークでの会社研究ビジネスマナー研修
レベルの高い環境の中でやっていけるか心配です。入社後もフォロー研修はありますか。
エリジオンにはたくさんの優秀な仲間がいます。先輩や同僚とアルゴリズムについて議論している光景をよく見かけますが、その他に「勉強会」なども積極的に行われており、いつでも様々な知識を得ることができます。勉強会のテーマや参加は自由。勉強したい人がテーマを企画し、他のメンバーが興味のある勉強会に参加をすることで、情報交換を有益に行い、かつ相互の知識を深めています。また、業界や世の中で活躍されている方々を講師にお招きする「定期講演会」や、大学教授によるアカデミックな講義なども行っています。
勉強したいという意欲のある人にはいつでも学べる環境を提供しています。
持っていると良い資格などはありますか。
どんな資格にしろ持っていないより持っていた方が良いという程度で、むしろ資格を取るために勉強をした努力を評価します。勉学を通して習得したインテリジェンスをいかに実際の業務で活かせるかが重要です。そのためエリジオンでは研修や勉強会が度々催され、多くの社員が利用をしています。
英語力はどの程度必要ですか。
英語は業務をスムーズに進める"手段"と考えています。プログラミング言語は英語ですし、インターネットで得られる業界の最新情報も英語がほとんどです。また海外からもお客様が頻繁にお越しくださいます。ポジションや役割によっても違いますが、日常業務をこなせるだけの英語力があった方が望ましいでしょう。エリジオンでは毎年全員がTOEICを受験し、自分の英語力を確認しています。英語が得意な人は勘が鈍らないよう、そうでない人も上達できるように、常にモチベーションを高く持ち続ける努力をしています。
仕事をしていく上で必要な能力と求める人材像を教えてください。
大学での専攻や専門知識はバックグランドとして捉えています。それよりも「問題解決力」を重視しており、入社時の数学の筆記試験でその能力を判断しています。「問題解決」にはヒラメキやバランス感覚が必要で、例えば「難しいパズルや詰め将棋を見るとムラムラと闘志が湧いてくる」というような、頭を使って何かを考えることが好きな人には向いている仕事でしょう。
求める能力はいろいろですが、問題を見極める力や個々の知識と会社にあるノウハウを上手く組み合わせて問題を処理していく能力が必要となります。これはエンジニアだけではなくマーケティングやスタッフにも要求されます。
もちろん高度な数学知識だけでなく、コンピュータの知識や複雑な形状を認識する工学的なセンスなども不可欠です。具体的に言えば、形状処理技術には、曲面や曲線を数学で表現する数学力が、パッケージ開発には、形状処理の知識と、それらを応用して考え出したアルゴリズムを実装させるためのコンピュータの知識やプログラミング能力が必要とされます。
数学がどのような技術に活かされているのですか。
CAD の世界では全てのオブジェクトが数学であらわされています。もちろんそれを操作するのも数学です。プログラミングはパズルだと思っています。同じ答えを出すだけなら組み合わせは様々です。しかしエリジオンが必要としているのはその中の最も良い組み合わせです。何をもって良いとするかは問題に応じて異なりますが、それを見つけられるのは数学的なセンスだと思っています。ほんの一例を挙げますと、いくつもの輪が平面状に交わらずに存在するとき、これらの包含関係を高速に求めるという問題があります。方法は様々ですが理論的な厳密解法は必要ありません。CADの世界で必要とされるのは高速で汎用性のある実用的(工学的)な方法です。あなたならどうしますか?ひとつ考えてみてください。


上記のオブジェクトも全て数字によって表現されています。
物理学専攻ですが、大学で学んだ物理を活かせる場面はありますか。
結論から言うと、大いにあります。
形状処理には、まず幾何学が不可欠です。物理でも幾何学が必要であったように、物体の形状を認識し、また表現する手法の根本に幾何学があります。今まで学んだ基礎数学はこれからずっと有効利用できます。それから、プログラムを考えている時も、ディスプレイ上に浮かんでいる複雑な形状とにらみ合っている時も、物理を学んだ時の考え方を活かすことができます。そのため、より早く、より正確にプログラム中の現状を把握できます。
物理学、数学、電子情報学、機械工学、経営工学、産業情報学、語学など挙げるときりがないのですが、エリジオンは経験と知識を活かせる職場です。今までの人生で勉強したこと全てを役立てることもできます。それを活かすも殺すも入社してからのヤル気次第です。
CAD以外の事業を展開していく予定はありますか。
産業界では従来の企業系列を超えた世界規模で製品の共同開発や部品調達が行われており、異なるCADシステム間のスムーズなデータ交換がますます必要となってきています。3次元CADデータを有効活用する範囲も急速に拡大しており、最近ではDTP(デスクトップパブリッシング)、E-ビジネス、コマーシャルフィルムの作成、携帯電話にまで広がりを見せています。このようなIT社会の潮流の中、様々なシステム間で自由にデータを有効利用し合う「インターオペラビリティ(Interoperability)」技術が非常に重要視されています。エリジオンは、高い形状処理技術やこれまでの開発の経験と実績を活かし、今後はさらに広範囲な業界に多様なデータ交換技術を提供できる「Interoperability Solution Provider」としてグローバルな活動を展開していきます。
海外進出はどのように行っているのですか。
エリジオンの主要技術の1つ「ダイレクトデータトランスレータ」を国内外の主要ソフトウエアベンダーにOEM供給すると共に、技術提携も盛んに行っています。その技術は海外でも高く評価され、ルノーF1チームやボーイング社のロケット開発等、業界をリードする世界の有名企業もエリジオンにしかできない技術を賞賛し、採用してくれています。また、新技術の研究開発やグローバルな事業展開の拠点として、米国ではロサンゼルスとデトロイト、欧州ではパリに現地法人をもっており、24時間体制で世界のお客様をサポートしています。
ELYSIUM CO.,LTD
ELYSIUM Europe
ELYSIUM Inc.
海外進出の狙いについて詳しく教えてください。
情報産業でトップを行くアメリカ、ヨーロッパを新たな営業拠点とし、タイムリーなマーケティングを行うことで、今まで以上にワールドワイドな事業展開をしています。設立1年目、資金的不安や立ち上げ時の人材確保など困難な課題を克服し、2000年4月に米国(ロサンゼルス)、2004年4月に仏国(パリ)に現地法人を設立しました。米国現地法人はカリフォルニア州とミシガン州の2ケ所にオフィスを構えており、現地スタッフ及び日本からの出向社員合わせ19名で、要素技術の研究開発や市場の拡大を行っています。仏国現地法人では3名とまだ少数ですが、ヨーロッパ市場をターゲットに、エリジオン製品の販売やサポートを行っています。
各国のITを知り尽くした現地幹部を積極的に起用しElysium Inc.やElysium Europeを任せることがElysium Japanにも大変良い影響を与え、Elysiumグループ全体の発展につながっています。また、日本の税制、閉鎖的風土、悪平等な社会、未熟な英会話力、土地が狭いなどの問題により、世界の優秀なエンジニアが日本を敬遠することから、土壌の整ったアメリカやヨーロッパで優秀な人材を確保することも重要な目的の1つです。本当の意味でのグローバル経営で、エリジオンは世界的企業に向かい羽ばたいているのです。
社名でもある「理想郷」について教えてください。
"エリジオン"はギリシャ語で「理想郷・至上の幸福」という意味。技術者の理想郷を作りたいという思いを実現するため、"やりがいのある仕事/自己実現の機会/尊敬できる仲間/快適な職場環境/十分な報酬"を提供しています。日本には、本当に才能のある人がそれを追求できる文化がなさすぎます。人生は決してお金ではありませんが、技術者が正当に評価がされていないのが現状です。今や時代は多品種少量、高付加価値の時代。個人の能力をより発揮できることが勝負のカナメです。昔ながらの「尖った才能よりも、みんなでそこそこに頑張るチームワーク」では世界で生き残ることはできません。エリジオンのようなベンチャー企業やソフトウエア業界では、出る杭を押さえるのではなく「出る杭を伸ばす」ことにより、個人の能力を高め、会社自体の競争力を強めることが重要なのです。
他のベンチャー企業とはどう違うのか教えてください。
エリジオンは、IT革命によって誕生した流行のネットベンチャーなどとは一線を画します。既に世界で認められている高い技術力を持ち、それに裏打ちされた確かな経営と戦略に基づいて、初年度から圧倒的な高付加価値経営を実現しています。また人材採用には特にこだわりを持っており、いつの時代にも必ず通用する高い知性と実行力を持った優秀な人材を厳選採用しています。
規模の拡大を目標にするのではなく、才能のある人が内容の濃い仕事をして高いアウトプットを出し、それが公正に評価される、そんな”理想郷”の実現を目指しています。”非凡を集めて非凡をなす”という経営理念がエリジオンの全てを表しています。
CADベンダーとエリジオンの違い、関係について教えてください。
現在使用されている産業用ソフトはそのほとんどが海外から輸入したもので、日本のソフトハウスの仕事はシステムの販売、サポート、工数売りの派遣が中心です。エリジオンは独立系であるため、ユーザーやベンダーにニュートラルな立場から、パートナーの最新技術やオリジナルのノウハウを取り入れた実践的なシステムを開発することができます。
また、自社で販売を行うだけでなく、国内外のCADベンダーとパートナー契約を結び、そこから製品を世界に販売するという仕組みを作っています。このような強みを発揮して「日本発世界」のソフト開発を実現しているのです。
社内の雰囲気を教えてください。
服装も時間も自由、ニーズに応じてフレキシブルに改善される制度、感性や才能を大切にし、それを引き出すための環境が整っているなど実に自由な社風です。
組織構成も役員-マネージャー-スタッフの3階層のみでフラット。社内ではお互い役職ではなく「〜さん」と呼び合い、とてもフランクな雰囲気です。これらは全てエリジオンのスタンスに共感した仲間が信頼し合い個人を尊重しているからこそ。年4回行われる社員集会では、経営者やマネージャーから直に経営状態や今後の業務展望について情報開示があり、オ−プンでクリアな経営が行われていることを確認できます。それを受けて、幹部と社員がディスカッションしている光景を見かけることも。経営に参加するつもりで会社について真剣に考える機会があふれています。
どうして浜松にあるのですか。メリット、デメリットを教えてください。
浜松は東京と大阪の中間に位置し東海道新幹線の沿線にあるため、お客様には出張の途中でお立ち寄り頂くこともできる便利な場所です。そして工業都市であり、中でも繊維・楽器・自動車、オートバイ、モーターボートなどの輸送機械は3大産業です。ヤマハ、スズキ、ホンダなどの世界的企業を生み出した活力ある街としても知られています。ソフトウェア業の特性上、世界のどこにいても仕事はできますから、ホームグラウンドも大都市にはこだわっていません。社員には仕事以外のプライベートも充実した豊かな人生を送って欲しいと考えていますので、東京や大阪に比べ土地も物価も安く、海や山などの自然に恵まれ気候が温暖な浜松は、トータルで理想的な環境だと思います。今は情報収集やショッピングもインターネットでできますから、地方の不便さを感じることもありません。今後、業務拡大をしても、東京や大阪などに支社を出すことはないでしょう。既に海外拠点があり、パートナーも多いアメリカに第2.第3の拠点を構えるかもしれませんね。ちなみに現在エリジオンで働いている社員の約8割が県外出身者ですが、皆浜松での生活を楽しんでいます。社宅などの設備はありませんが、入社時の支援体制も整っています。
社内の環境について教えてください。
経営理念に共感して集まってくれた仲間だから、感性や才能を大切にし、それを最大限に引き出してあげたい・・・そんな思いが自由で活力のある環境や制度に表れています。服装も時間も自由、一人当り45m2のスペース、最新のコンピュータ、年齢や経験に関係なく発言できるフラットな組織など、社員が信頼され期待されているからこそ実現可能なんです。全員が会社経営に積極的に参加し、研究開発にも集中できるから、自然とプロ意識も高まります。
1人当たりのスペースは45m2
広々とした会議スペース
休憩スペースも充実
最先端デスクで研究開発
卓球スペースでリフレッシュ
素敵なバーカウンターで一杯
難しい仕事をやり遂げ精神的な達成感を味わってもらうだけでなく、実際に形として返すことで、物質的にも充実感を得て欲しいという思いから給与の水準を高くしています。常に社員の幸せを追求し、実力のある人や会社に貢献してくれた人が、十分に報われる会社でありたいと考えているため、エリジオンでは公平な完全実力主義による年俸制を採用しています。高待遇を維持していくために生産性や商品の価値を高め、独自の知的付加価値を創生し、世界に供給しています。知性を形に変え、広く世の中に流し込む仕組みを作って、その才能に大きな報酬を還元します。新入社員でも、期待以上の逸材なら初年俸1000万円以上だって夢ではありません。
部署・担当によって異なりますが、ほんの一例をご紹介します。
| 10:00 | 出社。(自宅から会社までは自転車で10分)お客様からのお問い合わせメールの対応。 ネットでNewsや業界の最新情報などをチェック。 |
|---|---|
| 10:30 | コア技術である曲面や曲線の形状処理についての社内勉強会に出席。(勉強会は毎週行われており、社員は自分の興味があるものを1つか2つ選択して参加) |
| 12:00 | 昼食。雑誌を読みながら社内のカフェテリアでお弁当を食べる。 |
| 13:00 | 来社中の海外のパートナーに、プロダクトのデモンストレーション。(もっと英語を勉強しなければと反省。)その後、現状の問題点及び新規開発項目についてのグループミーティング。 |
| 15:00 | 開発。新機能のプログラミング。初歩的なミスに気づかず1時間程はまる。 |
| 18:00 | 夕食のため外出。同期の仲間と一緒に行きつけの定食屋へ。他事業部のプロジェクトの開発状況を聞く。来月、社員旅行で行くバリ島での過ごし方を計画。(貴重な情報交換の場) |
| 19:00 | オフィスに戻り開発。プログラミングの続きと既存のプロダクトのメンテナンス。 |
| 21:00 | 息抜きがてら業界誌数冊に目を通す。 |
| 22:00 | 開発。区切りが良い所までプログラミング。 |
| 23:00 | 退社。 |
広いブースで集中して開発
昼食はカフェテリアで
グループミーティング
| 9:00 | 出社。メールと今日のスケジュールをチェック。問い合わせには即対応。 |
|---|---|
| 10:00 | 観葉植物の手入れや郵便物の配布。こういった庶務も大事な仕事。 |
| 13:00 | 昼食。会社の地下にあるオーガニックカフェで同期の仲間とランチ。駅前なのでランチスポットがたくさん。 |
| 14:00 | 採用業務。就職情報サイトのチェックと、自社ページの更新。少しでも多くの学生の方に見ていただけるよう、頻繁に更新。 |
| 15:00 | 総務ミーティング。会社の動向把握とお互いの進捗状況を確認しあうミーティングを定期的に行なっている。 |
| 16:30 | 広報業務。掲載された新聞記事を整理し、ファイリング。最近は幅広い分野からの注目度が高まっているせいか、掲載紙が増加中。 |
| 18:00 | お客様から頂いたフルーツケーキをおやつに総務の仲間とちょっと休憩。 |
| 18:30 | リクルータなど採用関係者とミーティング。優秀な人材を多く採用できるよう、皆でアイデアを出し合う。 |
| 21:00 | 明日の出社時刻を社内Webシステムに入力し退社。カフェテリアに寄って、社長、常務とビリヤードで一勝負! |


