ASFALIS

ASFALISの3つの使い方

シングルユーザ向けのデスクトップ・アプリケーションから、ネットワークを通じたコラボレーションシステムまで、ASFALISは用途や利用形態に応じてさまざまな使い方ができるツールを提供します。

1.ASFALIS DirectTranslator

ASFALISのCADデータ変換をもっとも手軽に実行できるアプリケーションです。大規模なシステムを構築することなく、簡単にASFALISのCADデータ変換機能を使用することができます。

変換するファイルをWindowsのエクスプローラ上で選択し、右クリックすることで表示されたメニューから簡単に変換処理を実行できる「Standalone」と、CADソフトウェアの操作画面から直接変換処理を実行できる「Plug-in」の二つのタイプを提供します。

  • ASFALIS DirectTranslatorStandaloneタイプの操作画面

2. ASFALIS Controller

ASFALISコントローラは、ELYSIUM CANVAS™と呼ばれるASFALISの各コンポーネントを統合、連携するインフラと、CANVAS Scriptを作成、および実行するアプリケーション(ASFALIS Desktop)から成り立ちます。

ASFALIS Desktopでは、プルダウンメニューから変換元CAD名や形状簡略化などのデータ処理項目を選択し、それに対する入力データやパラメータを選択することで、簡便にCANVAS Scriptを作成することができます。また、実行時刻、実行曜日、実行日の指定といったスケジュール実行の設定も行うことができます。例えば、変換処理をCANVAS Scriptに記述し、それを深夜に実行するように設定することで、簡単に夜間バッチ変換システムを構築できます。

CANVAS ( = CAx iNtegrator Via Asfalis Solution)

「ELYSIUM CANVAS™」は、変換アダプタなどASFALISの各コンポーネントを統合、連携させるインフラストラクチャです。ELYSIUM CANVAS™は、ASFALISの各コンポーネントの制御に加え、分散処理、スケジュール実行、イベントドリブン実行などの機能を備えています。

ASFALISの各コンポーネントの制御フローは、「CANVAS Script」とよばれるスクリプト言語によって記述されます。CANVAS Scriptは、その名の通りスクリプトベースの言語であるため、あらかじめ指定されたシーケンシャルな処理を実行するだけでなく、処理結果に応じた条件分岐など、お客様独自のロジックを容易に記述することができます。より進んだカスタマイズ方法としては、CANVASインターフェイスという簡単な規格に則って機能を実装することで、お客様独自のデータ処理機能を追加しASFALISコンポーネントと統一的に連携させることができます。すなわち、入出力データのマッピングを統一的な方法で行うことができ、上述のスケジュール実行や分散処理の仕組みを享受した上で、CANVAS Scriptで制御することが可能となります。

CANVAS Scriptはインタラクティブ・インターフェイスも備えており、まるでシステムと対話するかのように、トライ&エラーを繰り返しながら、業務に最適な処理フローを構築していくことが可能になります。

ELYSIUM CANVAS™を使用することで、カスタム機能を実装して、ユーザが使用している既存のデータベースシステムやWebサービスとASFALISコンポーネントを連携させる、変換結果やPDQの検証結果に応じて条件分岐を行う、処理結果をメールで担当者に通知させる、などといったことが可能になります。

3. ASFALIS TransServer

ASFALIS TransServerは、3Dデータ変換・最適化システムを簡単に構築することができるWebアプリケーションです。複数のユーザがWebブラウザを通じて、ASFALISの高品質な3Dデータ変換、簡略化、属性編集などの機能を利用することができます。

ASFALIS TransServerを導入することで、複数のユーザによるASFALISの同時利用、ジョブ管理、ユーザ管理、シナリオ管理が可能になります。

Webブラウザによる高い利便性

ASFALISサーバにネットワークで繋がっている端末であれば、Webブラウザを通じてどこからでもASFALISの機能を利用することができます。

ユーザは、システム管理者によって事前に登録されたASFALISの処理手順(シナリオ)を、Webブラウザ上で選択するだけでASFALISを実行することが可能です。また実行結果のデータをWebブラウザからダウンロードすることもできます。

ユーザの全ての操作はWebブラウザから実行可能なため、専用アプリケーションのインストールといった事前準備は一切不要です。

きめ細かなジョブ管理とユーザ管理

ユーザは、Webブラウザを通じて「ジョブ」をサーバに登録することにより処理を実行できます。ジョブは「オペレーション」という単位でグループ化でき、部門やプロジェクト毎に分類・管理することができます。

システム管理者は、オペレーションに対する各ユーザのアクセス権限を設定することができます。ジョブの公開範囲を限定したり、その実行結果をダウンロードできるユーザを限定したりといった権限管理が可能です。

自分や他の仲間が投入したジョブの状況は、オペレーションモニタによって確認できます。システム管理者であれば投入されたジョブの優先順位(処理の順番)を変更できるため、緊急の処理にも対応可能です。

柔軟なシナリオ定義と管理

システム管理者は、3Dデータに対するデータ変換や最適化の処理手順を「シナリオ」として事前に登録できます。オペレーションと同様、登録したシナリオを特定ユーザにのみ公開するといった権限管理にも対応しています。

ASFALIS TransServerでは、ASFALIS Controllerと同等のシナリオを作成できるだけでなく、ジョブ完了時にメールを送信するといったシナリオを作成したり、実行時にユーザが一部のパラメータを変更したりすることが可能です。

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